ゴルフでよくある失敗とその対策方法について

ゴルフは個人競技ですが、コースに出る時はほとんどの場合チームで回ります。コンペを行う際はみんながライバルになりますが、基本的にゴルフは自分との闘いと思ってよいでしょう。特に初心者は自分のプレーに加えて、回りの環境や状況にも影響を受けやすくなっています。ここでは、ゴルフをプレーする上で気を付けたいポイントと、その対策をご紹介します。

スイングをマスターする者はゴルフを制する?!

まずは基本中の基本、スイングです。しっかりルールに従って行えば、緊張したり難しい場面でも冷静にプレーすることができます。スイングでは力を抜いて、左手の小指、薬指、中指でしっかりグリップ&その他の指はできるだけ柔らかく、特に右手は添えるだけを意識しましょう。スイング中は頭を動かさないで、振りかぶった分だけ振り抜きます。最後までボールに集中して、呼吸するのをお忘れなく。自分のスイングを動画撮影してチェックすることもお勧めです。癖がつく前に徹底的にきれいなフォームを馴染ませるために、初心者用のプライベートレッスンを受けることもよいでしょう。

どんな天候でも対応できるツールと心構えを身に着けよう

ゴルフは通常野外で行うスポーツなので、天候にプレーが左右されることも日常茶飯事です。大雨や強風、雷雨などの悪天候の場合は安全のためコース自体が利用不可能になりますが、小雨であればプレーできるコースがほとんどです。既に雨天でのプレーになることを知っている場合は、ゴルフ用のレインコートを必ず持参しましょう。専用のレインコートは少し高価になりますが、性能は抜群です。雨天の場合、ボールが雨の抵抗を受けるのと、グリップが緩くなりどうしても飛距離が伸び悩みます。また、砂が水分を含み締まっているため、通常のバンカーショットをしても、上手く抜け出せないことが多いでしょう。全天候用のゴルフグローブを2枚ほど用意して、左手の抑え込みを強くして砂に弾かれないようにするか、フェースを開かずにリーディングエッジから砂に入れることでクラブヘッドを砂に潜らせていくのをお勧めします。何よりも雨の日のプレーで大事なことは、スコアやテクニカルなことよりも、純粋にゴルフを「楽しむこと」です!

忘れがちな最も大事なこと

ゴルフは紳士淑女のスポーツとしてイギリスで誕生したと言われています。その伝統を傷つけないように、ゴルフで大事なマナーがあります。まず、時間に遅れないこと。少なくともスタート時間の30分前にはゴルフ場に到着して、10分前にはティーイングエリアに到着しましょう。打つ人がアドレスに入ったら、音を立てず邪魔をしないようにしましょう。コース内だけでなく、クラブハウス内も全面禁煙というコースもあるので、喫煙者は事前に確認しておきましょう。接待ゴルフの場合は特に、相手に失礼のないように自分の発言や態度に十分気を付けましょう。プレーだけでなく、振る舞いや気遣いができてこそ、立派なゴルフプレーヤーと言えるでしょう。

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